糖質制限人は、カミングアウトしなくてはいけない時がある。
美味しく、
楽しい糖質制限を心掛ける
糖質ポリスです。
糖質制限人が
親しい友人、知人、親戚などと食事を共にする時には、およそ
3つの選択肢があります。
1.糖質の多いものも同じように食べる。
2.糖質の多いものを除けて食べる。
3.糖質の少ない料理、メニューを用意、提案する。さらに厳密には糖尿病をカミングアウトして、または、せずに1~3を行うという、計算上は2択×3択で
6通りの選択肢が考えられるわけです。
ま、実際には1に決めた糖質制限人はカミングアウトしない前提でしょうけれど。(^_^;)
とはいえ、カミングアウトの対象は「
親しい友人、知人、親戚など」でありますから、それなりに気の毒がってくれることでしょう。
ではありますが、「糖尿病になっちゃったので、糖質を食べると血糖値が上がるから食べないんだ」、、、なぁんて言い方でよいものか。
ま、これはこれで端的で良いでしょう。
しかし、はたしてその反応が「へぇ~、そぉなんだ、大変だね」と訝しいものだったら、カミングアウトした本人として納得できますか。
何か
もうちょっと説明してみるかって気が
ムクムクわいてきません?(笑)
さて、そこで、
糖尿病のメカニズムをわかりやすく解説し、さらに
「他人事やおまへんで!」ということを易しく伝える方法、これが
今回のテーマであります。
(前ふり長!)
でも、膵臓がどうの、インスリンがどうのと、中途半端な知識を公開したところで小一時間もすればすっかり忘れ去られるでしょうから、何かよい伝え方はないかと考えたのであります。
そこで、人間を自動車に例えてみてはどうかと、、、
車が平らで真っ直ぐな道を走っている時にはアクセルに足を軽く乗せて一定です。
これが食間に運動をしていない安静時の状態です。
やがて
坂道がやってくると、
アクセルをグッと踏み込まなければなりません。
これが、
糖質とインスリンの関係です。
もしアクセルを踏み込まずに一定のまま坂道に差しかかると、スピードが落ち坂を登ることができません。
これが、インスリン分泌低下です。
アクセルをいくら踏み込んでも車のパワー不足で登れない状態。
これが、インスリン抵抗性です。
このように坂にきてもアクセルを踏み込めない状態、または思いきり踏み込んでも坂を上れない状態を
糖尿病と呼びます。
故障の前兆は車検などの法定点検では見逃しがちです。
これが
食後高血糖です。
何しろ自覚した糖尿人でもなければ食後の血糖値なんか計りませんからね。
で、いつのまにやら故障しちゃうのです。
ではなぜ、最近の車にこのような故障が増えているのか。
それは、
元々は急な坂道を登るように出来ていない乗り物なのに、
最近急に坂道が増え、無理をして登っているからなのです。
元々大量の糖質を処理するように出来ていない体なのに、農耕の発達以来、
白米、小麦、砂糖などを過剰に摂食したことで、体が参っている状態ですね。
急な坂道を登るように出来ていない乗り物だから、出来るだけ坂道を通らないようにした。
これが
糖質制限食です。
現在は調子の良い車でも、急な坂道を登る車は全て、故障する可能性が高いのです。
調子が良いからと無理をさせずに、出来るだけ坂道を通らないように大切に乗ってあげれば、長くつきあっていけることでしょう。
ま、本当の車だったら坂道に対応するギアやトルクを付加すればいいだけの話しですが、生物の進化はそうはいきません。
地球が出来てから人類と呼べる体になるのに
460000万年(46
憶年)。
そして、人類と呼べる体になってから
399万年かけた進化。
その
460399万年かけた進化を、農耕以来の
糖質大量摂取時代の到来を受けて、
急遽
1万年で
進化し直せるとお思いですか!?たった
1/460400 の期間であります。

(農耕の赤線はこれでも幅が太すぎるのです)
もし人類の歴史で、グルコーススパイクを度々起こすような食生活が続いていたのなら、その進化の過程で、
膵臓くんがもっと
強く丈夫になったか、または
血糖の降下をバックアップする別のシステムが作られていたはずです。
糖質制限食とは、人類の長い歴史から見れば極めて
当たり前の食生活と言えるわけであります。
、、、こんなん、どぉ? (^^?
糖質ポリス
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いつも参考にさせて頂いてます。
今回の『糖尿病のメカニズムをわかりやすく解説』これいいですね
わかりやすくて
今度から使わせてもらいます!
これからも 楽しみにしてます♪