糖質制限人だって、チョコちょうだい。
美味しく、
楽しい糖質制限を心掛ける
糖質ポリスです。
何を隠そう毎年、義理チョコをわざわざ宅配便で送ってくれる奇特な女性がいらっしゃいまして、、、
その方には糖尿病になっちゃったことはまだ伝えてないのであります。(^_^;)

義理とは言え、このチョコそれなりに費用かかってるんじゃないの?
と恐縮しきり。
義理とは言え、やっぱりちっとは食べてお礼を伝えないとね。
糖尿人だけど。
どうせ食べるのであれば、ついでに糖質実験してみるか。
糖尿人だから。というわけでチョコレート24g、推定糖質14gで実験した結果です。

昼食後3時間以上は経っていましたが、仕事中のストレスからか
食前の血糖値が135mg/dLと予想よりも高い値でした。
30分値が
182mg/dLで+47となりました。
糖質14×3=42ですので、推定糖質の読みが甘かったのかもしれません。
今回の実験で特筆すべきは、
もし30分値を計っていなければ「チョコレートはそんなに血糖値を上げないみたいだね」という結論に至った
危険があったということであります。
1時間で14mg/dL上がって、2時間後には12mg/dL下がったのであれば、この程度のチョコレートではグルコーススパイクが起こらないと判断しちゃっていたかもしれません。
しかし実際には
チョコの糖質量だけしっかり血糖値は上がるのでした。
カカオマス100gには糖質約30gが含まれています。
材料にはカカオバターのような脂質を加えるものの、何より「しょ糖・シュガー」(精製炭水化物)をぶっ込んで甘ぁ~くしますので、2型糖尿人の血糖値を軽々と押し上げてくれたわけであります。
GI値はブラックチョコレート22、チョコレート91で、今回のチョコレートはこの91にあたりますので、当然と言えば当然ですね。
しかし、GI値の低いブラックチョコレートで実験をしたとしても、そのうちの糖質が同じ14g程度であれば、同様の結果であったと思います。
ドクター江部は「
糖尿人においては、GIは意味をなさないと考えた方がいい」とおっしゃっていますが、正真正銘の糖尿人であるわたしは、そのお言葉の通りGI値とは関係なく糖質量によって血糖値が上がります。
・ドクター江部のブログ「
GIと血糖値と糖尿病」
何を隠そう、正常人にとっては考慮に値するGI値も、糖尿人であるわたしには意味をなさないことを何度もの計測で感じているのであります。
食事と血糖値の関係にはその時の
体調が大いに影響しますし、そして何より糖尿人それぞれの
個人差が大きいと思いますので、こういった実験がどなたにも当てはまるものではありません。
わたしが再度実験をしたとしても、次回も同じ曲線で血糖が推移するとは限りません。
今回のわたしと上昇のタイミングが大きく違う糖尿人もいらっしゃることでしょう。
またGI値を考慮すると血糖値がさほどあがらないという糖尿人がいらっしゃっても不思議だとは思いません。
しかし糖尿人に限らず、
糖質を食べると血糖値が上がることは間違いのない事実であり、さらに
糖質は人類にとって必要な栄養素ではないことも事実です。
誤魔化し誤魔化し体に
糖質を摂り入れる理由はどこにも
ありません。
特に精製炭水化物である糖質(砂糖、白米、小麦粉...etc.)は。。。
わたしは出来るだけ糖質を制限をする食事を摂ることこそが、糖尿人やメタボ対策人のみならず、全ての
みなさんの健康の源であると信じておりますです。
糖質ポリス
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私はごまかしなから、炊き立てご飯やラーメンや寿司食べたいよ(笑)